中国で出会った子どもたち
中国で出会った子どもたち | ||
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「秦の始皇帝陵」の石碑の前にたたずむ現地の子ども。 ランニングと半ズボンが似合っています。 |
ウルムチの空港での出迎え。残念ながら「私たちを!」ではありませんでした。 | ウルムチの南山牧場で出会ったカザフ族の子どもたち。民族衣装がとてもかわいらしかった。 |
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ラサの町中で見かけた子どもたち。明るい笑顔が印象的でした。 | 同じくラサの町中。お店屋さんの前です。兄弟姉妹でしょうか。 | ラサのホテル前での出来事。美しき着飾った子どもたちが、たくさん集まっていました。 |
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同じくラサのホテル前。何の催しか私たちにはわかりませんでした。少なくとも、私たちの歓迎の催しではなかったようです。 | 子どもたちだけではなかなか照れて写真に写ろうとしませんでした。声をかけると、みんなは恥ずかしそうにしながらも並びました。 | ラサのお寺で見かけた姉妹でしょうか。日だまりで恥ずかしそうにたたずんでいました。 |
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やはりラサのお寺で見かけた少年。くりくりした目が印象的でした。 | デブン寺で修行中の若い僧侶たち。まだまだ少年の気分です。 | やはりデブン寺で見かけた親子。 |
子どもの写真が多かったような気がして、この「中国で出会った子どもたち」の欄を独立して作りました。しかし、並べてみるとチベットで出会った子どもたちがほとんどです。上海の町を歩いても感じたことですが、子どもが少ない。そして、一人っ子政策のせいか、子どもがいても両親に両方から手を引かれた一人っ子ばかり。中国は確かに活気があり、日本など相手にもならず、これから伸びていく国には間違いありません。しかし、子どもが少ないというのは、国の活気を欠くことにつながるのは間違いありません。中国の今後の最大の問題はこの「一人っ子政策」にあるように思えてなりません。しかし、そこには18億人を超えるといわれる人口がもたらす様々な問題(食料、住居、就労等々)があることは間違いありません。したがって、単に「一人っ子政策」を批判してもはじまらないのですが、子どもの姿が見えないというのは、本当にさみしいものです。 写真には撮ることはできませんでしたが、トルファンを車で走っているときに無心に車に向けて手を振る子どもたちの姿を見ました。そこには、私たちが日々追い求めている「利害損得」を越えたものがあるような気がして、何かすがすがしいものを感じました。 チベットでは多くの子どもたちの姿を見ました。そして、それは一人っ子ではなく、兄弟姉妹と一緒のようにも見えました。確かに、裕福ではないかもしれないけど、私たち日本人が「豊かな生活」を追求してきた過程で、そのことと引き替えにどこかに置いてきてしまった、大切にしなければならないものがあるようにも感じました。これを読まれたみなさんも、この子どもたちの屈託のない表情からそのことの幾分かでも感じていただければ幸いです。 |
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